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 アルファ米の美味しさのヒミツとは・・・

『アルファ米』とはどんな食品でしょうか。もう非常食の定番
 ともいえるこの『アルファ米』について興味深い商品の特徴や
 歴史などをご紹介致しま
す。

アルファ米の特徴について

アルファ米の『アルファ』とは、お米に含まれる「デンプンの状態」を示しています。 お米は70〜80%がデンプンでできています。生デンプン(生米)は、そのまま食べてもまずく、消化しにくいため栄養に なりにくいのですが、水を含ませ熱を加えると、美味しくて、しかも消化しやすいデンプンに変わります。これを「アルフ ァ化デンプン」といいます。

この「アルファ化デンプン」は、とても不安定なデンプンで、そのまま放置しておくと、また生デンプンへ戻っていきます。 つき立ての“軟らかいおもち”がカチコチの“硬いおもち”に変わる、“炊き立てのご飯”が“ポロポロのご飯(冷や飯)” に変わるのは、「アルファ化デンプン」が生デンプンへ戻る現象なのです。

しかし、この生デンプンに再度、熱を加えると、再び「アルファ化」に変化し、軟らかいおもち、ふっくらとしたご飯に戻ります。 この様に、デンプンとは非常に面白い特性を持つ物質なのです。 アルファ米は、この面白いデンプンの特性を生かした食品です。

アルファ化したご飯は水分を除く(乾燥)と、生デンプンへ戻らず「アルファ化デンプン」の状態を保ち続けます。簡単に言えば、一度炊いたご飯を成分そのままに熱風で乾かしたものです。このアルファ米は、水またはお湯を加えるだけで、普通のご飯に戻り、食感もそのままでおいしく召し上がっていただけます。ちなみに、通常のご飯の水分量は約65%ですが、アルファ米はその水分量を10%程度までカットしてあります。

フリーズドライや無菌米飯、レトルトとの違い

フリーズドライは、食品を凍らし真空下で乾燥させる方法です。この方法で乾燥させたご飯は、どうしても歯ごたえが消えてしまい、ご飯の大切な食感がなくなってしまいます。無菌米飯は、名前の通り、無菌化した工場で炊きたてのご飯を1食分ずつ容器に詰め直し、密封してつくったものです。常温保存でも6ヶ月間(冷暗所なら8ヶ月まで)程度でしたらおいしく食べられますが、保存期間が短いので非常食には向いていません。レトルトパックはご飯をアルミ等でできたパックに入れて密封し、殺菌処理のため120℃以上に加圧加熱し菌を殺したもののことです。


アルファ米の誕生秘話


デンプンには、消化しやすい状態と、しにくい状態があることを発見したのは、1930年代にオランダの物理学者カッツ博士でした。カソリックの国、オランダは安息日の日曜日に仕事をしないことになっていました。オランダのパン屋も日曜日は休み、月曜日に売るパンは土曜日に作ります。よって、毎週月曜日にオランダの人々は、固くボロボロのパンを食べていたのです。当時のオランダ政府は、その様なパンを国民が食べることで栄養的にどんな影響を与えるのか調査することにしました。その研究の一端にカッツ博士がいました。博士はX線回析法により前述の面白いデンプンの特徴を発見したのです。


昭和10年(1935年)尾西食品は、せんべいやビスケットが、乾燥食品でありながら美味しくて消化もよく、しかも保存ができることに着目し、尾西独自の発想と分析を重ね、『くず練の素』、『もちの素』といった製品を開発いたしました。開発当時、日本は戦時下にあり、それらの製品は軍事食糧として納入されました。火も使わず、水を注ぐだけでつき立てのおもちになる『もちの素』は、便利な粉末食品として大変好評を得ました。

昭和18年(1943年)、大阪大学産業科学研究所の(故)二国博士は尾西食品の乾燥粉末と、オランダの物理学者カッツ博士のデンプン回析とを結びつけ、デンプン加工食品は優れた食品であることを証明しました。小麦などに含まれるデンプンのアルファ化技術をお米に応用し、はじめて製品化したのが尾西食品でした。

その後、多くのアルファ米の商品が誕生していく事になります。当サイトでも尾西食品のアルファ米をご紹介させていただいています。是非、この優れたアルファ米の商品を防災用備蓄をはじめ様々な生活シーンでご利用下さい。


                        ■参考:アルファ米について尾西食品商品資料など


非常食の準備は絶対必要なの?

大規模な災害の発生に備えて、県や市町村では避難生活に必要な物資を備蓄していますが(各都道府県ごとに乾パン・米・アルファ化米・インスタント麺・缶詰類・生活用品など)災害の状況によっては橋や道路が壊れたりしてこれらの物資がすぐに届かなかったりすることも考えられます。復旧作業は最重要個所から始められます。近所のお店なども被災して購入できなかったり、多くの人が買い求めて商品が売り切れる事もあります。その間、救援が受けられるまでは私達は自力で生き延びなくてはなりません。

そこで各家庭でも最低3日分の水や食糧などの生活必需品を人数分備蓄しておく必要があります。出来れば10日分位あった方が安心できますが一度に揃えるのは大変です。まず最低3日分を目安に準備しましょう。

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