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大雨・豪雨・集中豪雨の違いと注意点
台風・豪雨対策その3を表示しています。     前のページ 

大雨による被害が想定される場合は、事前に注意報や警報が発表
 されます。気象情報に充分注意を払い、早めの対策をしましょう。
家族で避難場所や、連絡方法を確認しておきましょう。
集中豪雨は予報が困難な場合があり、急に注意報や警報が出ることがあります。
 普通と違う雨の降り方には充分注意して下さい。

                      

大雨と豪雨
強い雨を表すことばに大雨と豪雨がありますが、両者は必ずしも明確に区別されているわけではありません。一般には、大雨は多量に降る雨を言い、豪雨は災害を引き起こすような雨を指す場合が多いようです。

集中豪雨とは
集中豪雨とは、狭い地域に、比較的短時間に、多量に降る雨をいいます。このとき、雷を伴うことが多いのは、豪雨を降らせる雲が夏の入道雲に似た積乱雲であるからです。集中豪雨は、時刻を選ばずに降りますが、とりわけ夕方から宵のうちにかけてと、真夜中から明け方にかけて降りやすいので注意を要します。
集中豪雨は、台風などと異なり、天気図だけではその存在をつかむことができません。豪雨の降る場所が、毎日の天気のように単純に西から東へ移動するのではなく、局地的に突然降りだします。集中豪雨の予報は大変難しいのです。

■大雨の災害
 大雨や豪雨が原因となって起こる災害のうち、主なものに次のようなものがあります。

洪水害
 大雨や融雪などによって、河川の流量が異常に増加して起こる災害。一般 には、
 堤防の決壊や河川の水が堤防を越えて起こるはんらんを洪水と呼びます。外水
 氾濫とも いいます。

浸水害
大雨によって排水が追いつかず、下水溝、用水溝などがあふれたり、
河川の増水や高潮によって排水が阻まれたりして起こる災害。内水氾濫ともいいます。


■土砂災害

がけ崩れ・山崩れ
 大雨や融雪によって、がけ(急傾斜地や造成地などの急な斜面)や山の斜面 が
 急激に 崩れ落ちる現象。地震によっても起こります。

土石流
 渓流地帯に崩落堆積した土砂や岩石が、洪水によって一気に下流に押し流されたり、
 斜面を滑落する土砂や岩石が多量の水分を含んで流れ落ちたりする現象。

地すべり
 斜面の土壌が比較的ゆっくりと滑り落ちる現象。地質や地下水などの影響が大きく、
 降雨や融雪などが原因となって特定の場所に発生します


最新情報に注意!(学んで災害に備える)

大雨に関する注意報、警報、情報の種類

■大雨注意報
かなりの降雨があって浸水や山・がけ崩れなどの被害が予想される場合に発表されます。
■洪水注意報
大雨、長雨、融雪などの現象によって、河川の水が増え、そのため河川の堤防やダムに
損傷を与えるなどの災害が起こるおそれのある場合に発表されます。

■雷注意報
落雷などにより被害が予想される場合に発表されます。

■大雨警報
大雨によって浸水や山・がけ崩れなどの重大な災害が起こるおそれがある
場合に発表されます。時間雨量40mm以上(総雨量100mm以上)の場合など。

■洪水警報
大雨、長雨、融雪などにより河川の水が増し、そのために河川の堤防・ダムに
損傷を与えるなどの重大な災害が起こるおそれのある場合に発表されます。

■気象情報(大雨情報)
その地域における実際の降雨状況や今後の見通し、また大雨の降る可能性
などを予告したり、大雨注意報や警報を補完したりする情報。気象庁本庁が
発表する全般気象情報、管区気象台などの主な気象台の発表する地方気象情報、
各都道府県の気象台の発表する府県気象情報があります。台風情報も気象情報のひとつです。

■記録的短時間大雨情報
大雨警報を発表して警戒を呼びかけている最中に、数年に一度ぐらいしか現れない
ような多量の1時間雨量が観測または解析されたときに発表します。重大な災害に
結びつくことが多いので、「ある地域で記録的な量の雨が降っている」ということを知
らせ、いっそうの警戒を呼びかけます。
 
                  
                      
雨量と雨の降り方と影響

1時間の雨量(ミリ) 予報用語 人の受けるイメージ 雨が及ぼす影響 災害発生状況
10〜20 やや強い雨 ザーザーと降る 地面からの跳ね返りで足元がぬれる。雨の音で話し声が良く聞き取れない。地面一面に水たまりができる。 この程度の雨でも長く続く時は注意が必要。
20〜30 強い雨 どしゃ降り 傘をさしていてもぬれる。寝ている人の半数くらいが雨に気がつく。ワイパーを速くしても見づらい。 側溝や下水、小さな川があふれ、小規模の崖崩れが始まる。
30〜50 激しい雨 バケツをひっくり返したように降る 道路が川のようになる。高速走行時、車輪と路面の間に水膜が生じブレーキが効かなくなる(ハイドロプレーニング現象)。 山崩れ・崖崩れが起きやすくなり危険地帯では避難の準備が必要。
都市では下水管から雨水があふれる。
50〜80 非常に激
しい雨
滝のように降る(ゴーゴーと降り続く) 傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。 都市部では地下室や地下街に雨水が流れ込む場合がある。
マンホールから水が噴出する。
土石流が起こりやすい。
多くの災害が発生する。
80以上 猛烈な雨 息苦しくなるような圧迫感があり、恐怖を感ずる 傘は全く役に立たなくなる。水しぶきであたり一面が白っぽくなり、視界が悪くなる。車の運転は危険。 雨による大規模な災害の発生するおそれが強く、厳重な警戒が必要。
                                  気象庁「雨の強さと降り方」より

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